a. 祭司長やパリサイ人は、どのように下役たちを譴責しましたか(ヨハネによる福音書 7:47–49)。b. そのあとに続いたニコデモとの会話が、ヨハネ3章にあるキリストとの夜の会見以来、彼が成長したことを表していました。それを述べなさい(ヨハネによる福音書 7:50–52)。「〔ニコデモ〕は真理を心にかくしていて、三年間は成果を見ることがなかった。しかしニコデモは、公に認めていなかったあいだも、サンヒドリンの協議会において、主を殺そうとしている祭司たちの陰謀には繰り返し反対していた。」(患難から栄光へ上巻108)「〔ヨハネ3章にある彼の夜の訪問で〕キリストがニコデモにお与えになった教訓はむだではなかった。確信が彼の思いをしっかりとらえ、その心の内にイエスを受け入れた。救い主との会見以来、彼は真剣に旧約聖書を探り調べ、福音の中に正しく置かれた真理を認めた。彼が尋ねた質問は賢明であり、会議を進行していた人々が敵に欺かれていなければ、それ自体説得力があった。しかし、彼らはあまりにも偏見に満たされていたため、ナザレのイエスに有利な議論はどんなに説得力があっても彼らに何の重みももたないのであった。ニコデモが受けた答えは、『あなたもガリラヤ出なのか。よく調べてみなさい。ガリラヤから預言者が出るものではないことが、わかるだろう』であった。祭司たちや役人たちは、サタンの意図した通りに、キリストがガリラヤから来たと信じるよう欺かれていた。このお方がベツレヘムでお生まれになったことを知っている人々は、偽りが力を失わないよう黙していた。」(SDAバイブル・コメンタリ[E・G・ホワイト・コメント]5巻1136)